自分で直した船で島の海へ漕ぎ出そう!セーリングしよう!
カッターボート修理工房
2022年7月24日 小豆島 土庄町黒岩
SCBC島風は、小豆島の子供たちが様々な種類の帆走体験と漕艇体験を通じて、風と海と船の関係を知り広く学び、自然と親しみ小豆島と海との関わりを深くもってもらうことを目標にしております。
その一環として、カッターボート修理・セーリングカッターボートへの改修を通じて船の仕組み、帆船の仕組みを学んでもらうため、2022年7月24日に第3回 船を修理してみよう!アルミのオールを作ってみよう を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
イベント概要
・開催概要 カッターボート修理
・セーリングカッターボートへの改修を通じて船の仕組みを学ぶ
・日程:2022年7月24日(日)17時~19時
・開催場所:香川県小豆郡土庄町黒岩481番1号(円満寺近く)
・参加人数:子ども6人 保護者4人 スタッフ6人
オールはどんな種類があるの?その違いは?
船とオールの進化の歴史を、古代のガレー船やカッターボートをはじめとする様々なオールで進む船を紹介しながら説明し、オールの違いによって船の進み方が違うことなどを学びました。
オールの長さや形や種類にも意味があることや、日本の「櫓」と「オール」との違いなどを子供たちはとても興味をもって学習することが出来たようでした。そして自分たちが修理し、作り上げたオールで早く海に漕ぎ出したい!と思ってもらうことが出来たイベントとなりました。
アルミのオールを作ってみよう!
オールは古くから木材を加工して作られてきましたが、時代とともに様々な素材のオールが出来てきました。また、船の種類や構造によってオールの形や長さなどの違いもあることを学習してもらったうえで、子供でも用意に扱えるアルミのオールの作成を子供たちみんなで協力して行いました。
また前回、修理した木材のオールにペンキ塗りをしながら、木材のオールとアルミのオールの重さを持ち比べたうえで、重い木のオールのメリットデメリット、軽いアルミのオールのメリットデメリットを実感できたようでした。
この違いを海で実際に漕ぎ比べをすることで早く体感したい、というワクワク感を感じてもらえたイベントでした。
参加した子ども・保護者からの声
・木のオールのペンキ塗りが楽しかった!ペンキ塗りが楽しかった!
・木のオールの重さにびっくり!アルミは軽い!
・古代から木のオールで、それもこんな大人数で大きな船を漕いでいたと想像するとワクワクした!
・アルミのオールは軽いけど、漕ぐ力は弱そうだなって思った!
・子供たちがオールの仕組みを学んで海でオール漕ぎを体験してみたいと言っていました!
・子供たちが知らなかったことを知って楽しそうだったり、興味を持ってくれてよかった!
<団体概要>
団体名称 :SCBC島風
URL :https://scbc-shimakaze.com/
活動内容 :本会はセーリングカッターやヨットなどでの海での帆走やカッター、カヤックなどでの
漕艇を通じて会員相互の親睦を図り、また各種イベント企画、地域団体等への協力や社会に
奉仕することで明るい小豆島づくりに貢献します。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
<お問い合わせ先>
団体名:SCBC島風
担当者名:山本 修久
電話:090-9927-1535
メールアドレス:scbc.shimakaze@gmail.com